小学校と中学校は義務教育。
だから無償。
このことを私も子供時代から知ってはいましたが、成長して子の親となり、分かったことがあります。
私立は別として・・・
公立であっても義務教育の小学校・中学校共にお金が結構かかります。
塾とか習い事とかにかかるという話ではなく、学校に通わせるためにお金がかかるという話です。
え?無償なんでしょ?
上の子が小学校に入学した時はそう思っていました。
間違いではありません。
けれども、それは授業料と教科書の話。
厳密に言うと、本当に教科の教科書のみ無償で、他の教材費は無償に入りません。
テストなんかも同様に無償に入りません。
ですので、教材に関しては、無償の適用でないものの方が大半なのです。
学校がまとめて購入してくれ、子供達に直接配布してくれるのですが、決して無償ではありません。
そして、毎日ありがたい給食。
給食費ももちろん無償ではありません。
校外学習ももちろん無償ではありません。
高額となる為、前年度に1年以上かけて少しずつ積み立てて行きます。
無償ではない・・・ということは払うのはもちろん保護者です。
学校徴収金として、学校が年度初めに計画表を作成し、それを元に一年かけて定期的に保護者から徴収して、支払いに充てるのです。
ちなみに、我が子の通う中学で支払った3年間の学校徴収金は、おおよそ以下の通りでした。
likecatdogmonkey.hatenablog.com
地元の公立中学校ではなく、受験して入った中学(私立ではない)の為、若干高めかもしれません。
校外学習は海外の予定だった為、かなり高額の積立金となりましたが、コロナの影響で行けなくなった為返金となりました。
その代替案として本来ならば無い3年での国内の宿泊行事などを考えて下さり、3年になってまた積み立てたのですが・・・それもコロナの影響で中止となり、結局返金となりました。
なので徴収された合計金額は多いですが、実質はそれほど多くありませんでした。
上記の金額を、1年を通して10回ほどの回数に分けて月々支払いました。
毎月の支払は一律ではなく、多い月もあれば少ない月もありましたが、2万円台から3万円台の支払いでした。
ちなみに、支払いは学校指定の金融機関から引き落としで、年度初めに一年を通しての月々の支払い額が一覧表で知らされる形でした。
1年を通して余った分は、清算の後、年度末に口座に振り込んで返金してくれたり次年度へ繰り越しとなったりしました。
学校徴収金以外にも、もちろん費用の掛かるものがまだまだあります。
まずは入学の際にかかるもの。
制服やカバン、体操服などの学校指定の学用品。
我が家は9万円ほどかかりました。
そして通学靴や靴下など学校指定ではないけれど必要な学用品に1万円ほどかかりました。
上記学校徴収金の表の中にも金額が入っていますが、学校徴収金の口座引き落としが始まる前までの前納金として、入学前に6万円ほど徴収されました。
そして中学からは、部活に関わる費用も忘れてはいけません。
娘は1年生で用品を色々一から揃えた為、6万円超えの費用がかかりました。
これは部活によって、個人によって差があります。
更に中学生と言えばまだまだ成長期。
なので、靴関係(通学兼体育スニーカー、上履き、体育館履き、部活シューズ)のサイズアップでの買い替えもまだまだありますので、その費用もかかってきます。
更に試合遠征時の交通費&お昼代(弁当)。
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また英検や漢検、数検などの任意の模試代も結構な額がかかります。
学校が準会場となり開催してくれるので受ける人が結構多いです。
級が上がると共に値段も上がります。
嬉しいような何とも複雑な気分になります(笑)
そして、地元中学ではないので交通費の定期代。
学割は効くと言えど結構な出費です。
これは受験して地元から離れた学校に行く人にとってはしょうがない部分ですね。
こんな感じで、義務教育と言えど我が子の中学ではこれだけ色々な出費がありました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
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