小学校と中学校は義務教育。
だから無償。
このことを私も子供時代から知ってはいましたが、成長して子の親となり、分かったことがあります。
私立は別として・・・
公立であっても義務教育の小学校・中学校共にお金が結構かかります。
塾とか習い事とかにかかるという話ではなく、学校に通わせるためにお金がかかるという話です。
え?無償なんでしょ?
上の子が小学校に入学した時はそう思っていました。
間違いではありません。
けれども、それは授業料と教科書の話。
厳密に言うと、教科書も国語・算数・理科・社会などの本当に教科書のみ無償で、漢字ドリルや計算ドリル、資料集なんかの教材費は無償に入りません。
テストなんかも同様に無償に入りません。
ですので、教材に関しては、無償の適用でないものの方が大半なのです。
学校がまとめて購入してくれ、子供達に直接配布してくれるのですが、決して無償ではありません。
そして、毎日ありがたい給食。
給食費ももちろん無償ではありません。
(自治体から補助が出ているところもあるかもしれませんが)
大きくなるにつれて食べる量も違ってくるので、我が子の学校では1、2年生、3、4年生、5、6年生と2学年毎に1食当たりの単価が違ってきます。
遠足や社会科見学、高学年の移動教室代ももちろん無償ではありません。
移動教室代は高額となる為、前年度に1年をかけて少しずつ積み立てて行きます。
無償ではない・・・ということは払うのはもちろん保護者です。
学校徴収金として、学校が年度初めに計画表を作成し、それを元に一年かけて定期的に保護者から徴収して、支払いに充てるのです。
ちなみに、我が子の都内公立小学校で配布された今年度の学年別年間学校徴収金一覧表は、おおよそ以下の通りでした。
学年が上がるにつれて金額も上がっていきます。
6年生はもう移動教室の積み立てが無い為全体では安くなりますが、給食費や教材費自体は高くなっています。
上記の金額を1年を通して10回弱の回数に分けて月々支払います。
毎月の支払は一律ではなく、多い月もあれば少ない月もあります。
学年によっては、5,000円に満たない支払い月もあれば、4、5月分などまとめて払う月もあるので20,000円弱支払う月もあります。
ちなみに、支払いは学校指定の金融機関から引き落としで、年度初めに一年を通しての月々の支払い額が一覧表で知らされますが、毎月の学年だよりでも次月の引き落とし日&金額を教えてくれます。
1年を通して余った分は、清算の後、年度末に口座に振り込んで返金してくれます。
学校徴収金以外にも、もちろん費用の掛かるものがまだまだあります。
ランドセル、レッスンバッグ(手提げバッグ)など6年を通して使える物。
そして筆箱、筆記用具、上履き、体操着など、消耗品やある程度のタイミングで買い替える必要のあるもの。
リコーダーや絵具セット、書道セットなど学年に応じて買い足す必要のあるもの。
数え上げれば本当にきりがないほど、まだまだ自分で買い揃え買い足さなければいけないものがたくさんあります。
likecatdogmonkey.hatenablog.com
それもこれも、カワイイ我が子が成長する為に必要なもの。
分かっています。
それはもちろん分かっているつもりです。
けれども、義務教育=無償の図式が先行していた為、想像とはかけ離れた金額にやはり最初は戸惑いました。
そして中学、高校、大学と上がるにつれ、その金額はもちろん上がっていくのだろうと、親として想像&ある程度の覚悟は持てるようにはなったのですが・・・。
やはり、子供にかかるお金は半端ないな、義務教育期間中でも結構な額だなあと感じずにはいられません。
これから小学校に上がるお子さんをお持ちの保護者の方は覚悟を、既に小学生以上のお子さんをお持ちの保護者の方は・・・カワイイ我が子の為に共に頑張りましょう(笑)
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