夏休みの自由研究のネタとして石について調べてみたのでご紹介します。
自由研究をどうしようかと考えていた下の子が、目をつけたのが「石」でした。
どうやら、「石」=「宝石」ということで、石はそこらへんの河原などで採れるので、宝探し感覚で宝石が見つかることあるという情報をどこかから仕入れてきたらしく、
「ぼくも宝探ししたい!」ということで石探しが始まりました。
まずはどのような石が宝石なのか、ということをしらべるために図鑑で調べてみることにしました。
ということで、我が家がヘビーユーザーとさせていただいている図書館へ、石の図鑑を探しに行きました。
石の図鑑というのはありませんでしたが、化石を含めて鉱物、岩石の図鑑というものが見つかりました。
そこには宝石も写真付きで掲載されていて、見ているだけでもう宝石が手に入ったような感覚になったのか、「この図鑑が欲しい!」ということになり、結局、購入することになりました。
買ったのはこちらの学研の図鑑シリーズ「鉱物・岩石・化石」です。
こちらを選んだ理由は、掲載されている鉱物の種類が他の会社から出ている図鑑より多く、化石の発掘や鉱山での採掘について学べるDVDが付いていたからです。
全ページカラーでなので読みやすく、子どもには見やすい作りとなっています。
この図鑑でどんな宝石が採れるのかを妄想を膨らませながら、近所の河原に石を探しに行きました。
しかし、近所の河原には宝石の素になるような石は見当たらず。
さらに、ちかくの海岸にも足を運んだのですが、そもそも海岸には鉱物はなく、河原でないとダメでした。
よくよく調べてみると、宝石の素になるような鉱物は、山の中の川、川の上流の方にいかないと見つからないそうです。
そして、何日も探し続けて見つかるか、見つからないか、見つかってもそれが宝石の原石なのかそうでないかは、素人では見分けがつかないとのことです。
さらに、原石がみつかったとしても、宝石と呼べるほどのきれいなものにするためには、専用の機械を使って何時間も磨かないといけないそうです。
というようなことがわかり、結局、宝探しはここで断念することになりました。
ただ、せっかく石に興味が湧いたということでこのまま好奇心の芽を摘んでしまうのももったいないかなと思ったので、なにか手はないかと考えました。
そこで、近所のアクセサリーショップで小さな石を量り売りしてくれるところを見つけました。
ビーズ玉程度の大きさの小石であれば1個50円くらいで買えるということがわかり、何かしらのご褒美として少しずつ買い貯めていくということにしました。
100均で透明なケースを買い、このように一つずつ宝石集めを始めました。
購入した宝石について、どのような特徴のある石なのか、図鑑で調べてみて、調べ学習ができたことに自由研究としては満足しているようです。
今のところまだ4つしかありませんが、いつかはこのケースが小さな宝石でいっぱいになるまで石集めを続けて欲しいなと思います。