先日、実家の父が知り合いから梅の実を頂いたということで、梅好きな子供の為に我が家に送って来てくれました。
我が家は、好きが高じて今まで何度か梅干し&梅シロップ作りはしたことがあったのですが、売り物でない梅で作るのは初めての体験。
なので色々分からないことがあったのですが、調べながら作ってみることにしました。
まずは、もらった梅の選定です。
スーパーで売っているものとは見た目からして全然違います。
黒い斑点やキズ、なにやら透明なゼリー状のものが出ているものまであり、今までのものとは全然違います。
まずは見るからに傷んでいるものカビているものは避けます。
そして、キズがほとんどないものは梅干し用にする為熟れ具合別に分けます。
いっぱいある黒い斑点は梅の病気のようですが、人体には影響がないので見た目が悪くなるだけで食べることができるとのこと。
そして、傷みなど削った方がいいかなあと思うもの、ゼリー状のような蜜のようなものが出ているヤニ果の症状のあるものは梅干しには向かないようなので梅シロップ(梅ジュース)用に分けました。↓↓↓
一番上:傷んだりカビているもの
中段左:赤かったりいい具合に黄色 中段中:キズもの 中段右:ヤニ果のもの
左下:そこそこ黄色 右下:まだ青い
中段左の赤かったりいい具合に黄色のものはもう既に熟れているので追熟の必要もないと思ったのですが、面倒だったので全部このまま5日ほど常温放置すると案外全体的にいい具合に黄色くなりました。↓↓↓
右下のまだ青かったものはもう少し追熟した方が良いかなあという感じでしたが、面倒だったので全て一緒に加工してしまいました。
5日前にも選定をしましたが、また傷んでいたりカビてきたものも何個かあったので、もう一度全てチェックしました。
そして、梅干し用の作業。
ヘタのところを取り、しっかり水洗いしてキッチンペーパーで水気を取り、ホワイトリカーで消毒してジッパー袋に入れていきます。
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そして梅の容量に対して18%の塩を入れまんべんなく行きわたらせて・・・
大きめのタッパーにジッパー袋ごと入れ、梅酢が万が一漏れてしまった時の為に備えます。このまま軽めの重しを乗せて梅酢がしっかり上がって来るまで1日に1回動かして梅が梅酢に漬かるようにします。
そして次は梅シロップ用の作業。
キズやヤニ果の梅は、該当部分を削ぎ落し洗いキッチンペーパーで拭き、ホワイトリカーで消毒の後、ジッパー袋に入れて丸1日以上冷凍庫で凍らせます。
今まで市販のきれいな青梅で梅シロップを作ったことはあったのですが、今回はもらい物なのでキズやヤニ果のものが結構あり、しかも黄色くなってしまった梅だったので、洗ったりホワイトリカーで消毒していると、削いだところからグチュっとなったりすぐに酸化したりして色が悪くなったりしていました。
なのであまりにもこれは・・・というものは捨ててしまいました。
もしかしたら熟れている黄色い梅は削いだり切ったりしてしまったら梅シロップには向いていないのかもしれませんが・・・
ものは試し、もったいないのでトライしてみようと思います。
こんな感じで、梅干しと梅シロップ作りの第1段階が終了しました。
どちらも無事出来上がりますように。
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