子供が小学校に入ると、未就学児時期とは違い、親の手を離れて通学したり遊びに行くようになります。
そこで心配になるのが子供の危機管理。
色々な不測の事態が想定されます。
親が近くにいない以上、もしもの時は自分で判断して行動しなければなりません。
我が家では、その不測の事態を想定して子供に教えている危機管理がいくつかありますので紹介したいと思います。
不審者対策
小学校でも「イカのおすし」を合言葉に「知らいな人についてイカない」「知らない人の車にのらない」「おお声を出す」「すぐに逃げる」「大人にしらせる」を学んでいる為、子供にもその知識があります。
そして、入学時にPTAから入学祝いとして防犯ブザーもプレゼントされた為、常にランドセルにつけています。
また帰宅後の外出時も防犯ブザー機能付きのキッズ携帯を持たせています。
けれども、子供心として防犯ブザーを引くことを躊躇してしまうようです。
もし勘違いで不審者じゃなかったらどうしよう。
防犯ブザーを鳴らしたことで相手が怒ったらどうしよう。
子供心に心配になるようです。
けれども、子供にはこう伝えています。
少しでも不安に思った時は迷わず鳴らしなさい。
大抵の人はそんなことでは怒らないよ。
もし間違いで万が一怒る人がいたとしても、後でママが代わりにしっかり謝ってあげるから大丈夫!
あなたはとにかく少しでも不安に感じた時はブザーを鳴らして周りに知らせ、逃げなさい。
そう伝えると、上の子も下の子も不安が無くなったようで自信を持って分かったと言ってくれました。
入学時期はもちろん、一人での行動に慣れてきた時もこのことは何度か伝えました。
留守番対策
また小学生になると留守番の機会も増えてきます。
なのでその時の注意として
インターホンが鳴っても絶対出ないこと。
玄関も開けないこと。
万が一、約束の時間を大幅に過ぎてもママが帰って来ず電話も繋がらなければパパに電話。
それでも繋がらなかったら○○さんのところに行きなさい。
と私や夫、遠方の祖父母の携帯番号、家電などと共に近所の幼馴染や同じマンションのママ友の携帯番号・部屋番号の一覧表を目につくところに貼っています。
あと、火事などで万が一玄関から出られなくなったら、マンションベランダの隣に通じる壁は、強い力で叩けば破れるようになってるから、物で叩いてもいいからとにかく破って隣へ行き、隣の人やその隣の人などいる人に助けを求めなさい。
と色々想定して伝えています。
電車対策
小学生の内はまだまだ電車に乗る時は私達親と一緒ですが、以前まだ上の子が幼稚園生ぐらいの時に家族で出かける時あわやという事がありました。
発車間際の電車に乗り込もうとして、先に乗り込んだ当時幼稚園児の上の子のすぐ後にドアが閉まってしまい、あわや上の子1人電車に乗って行ってしまうところだったということがありました。
幸い、その状況に気付いてくれてか何か他に不都合があってか、途中まで閉まったドアが一転開いて、結果私達も無事上の子と一緒の電車に乗れたのですが、その時は本当に冷や汗ものでした。
駆け込み乗車を深く反省しました。
そしてそれからは、
もし電車に一人で乗ってしまった時は次の駅で降りて待つように。
もし次の電車でママ達が来なかったりしたら駅員さんに知らせるように。
と我が家の教訓となり下の子にも受け継がれています。
こんな感じで、子供達の不測の事態を想定して、我が家では子供達に危機管理を教えて来ました。
子供達の安心安全の為に、他のご家庭でもこれらのことが参考になれば嬉しいです。
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