先日、都内娘の高校の入学式に行って来ました。
・・・と言っても娘の学校は中高一貫校の為、行く学校は先日まで通っていた中学と一緒の学校。
なので、先日の中学卒業式と全く同じ会場なので、緊張感は親子共々ほとんどなかったのですが、やはりもう義務教育ではないということを親子共々感じることとなりました。
そんな都内高校の入学式、感染対策も含めて紹介したいと思います。
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出席保護者の人数と対策
まず出席前のお知らせとして、まん延防止等重点措置は解除されていましたが、中学の卒業式同様、保護者の式の出席人数は1家庭1人に制限されていました。
なので両親揃っての出席はNGということでした。
そして出席する保護者は、式前2週間における健康状態の申告が必要でした。
発熱がないこと、咳・喉の痛みなど風邪症状がないこと、だるさ・息苦しさ・嗅覚・味覚の異常がないこと、濃厚接触者でないこと、2週間以内に本人の海外渡航がないことなどを確認する健康チェックシートの提出を受付で求められ、入学式での座席の場所も記録され緊急連絡先も記入しましたました。
そして、保護者は式の出席のみで、教室などには行けませんでした。
入学許可
新入生の名前が、1クラス単位で順番に呼ばれ返事と共に起立していきました。
そして新入生全員が起立したところで、校長が入学を許可する旨を宣言して終了でした。
卒業式のように卒業証書がなかったので、至ってシンプルでした。
国歌や校歌斉唱
国歌や校歌斉唱は、中学卒業式同様、予め歌詞入りで歌われているものが用意され、一同起立のもと黙って聞くのみでした。
壇上でのスピーチ
壇上で話をするのは、校長式辞と新入生誓いの言葉のみでした。
来賓者
普通なら多方面から出席される来賓者も、今回も中学卒業式同様、OBOG会とPTAそれぞれの会長のみの出席でした。
祝辞は一切なしで紹介のみでした。
電報
祝い事に欠かせない電報ですが、こちらも中学卒業式同様、掲示板に掲示している旨を伝える放送のみで、1通も披露されませんでした。
職員紹介
全員ではないのですが、新担任やお世話になるであろう主要教職員の紹介がありました。
壇上に上がり、名前担当教科等の紹介と一人ひと言いただきました。
式の所要時間
途中換気の時間で5分ほど設けましたが、全体で30分ほどで終了しました。
式後の保護者会
式が終わり、新入生や来賓が引き上げた後、保護者はその場に残り保護者会を行いました。
まず初めに、改めて担任ご本人から自己紹介がありました。
その担任不在時、副担任が生徒の対応をしてくれているので、担任から口頭で副担任の紹介をしていただきました。
そして、入学に際してのお話が少しと、保護者にお願いしたい事を手短に伝え、生徒たちのもとへ戻って行かれました。
そしてPTAからの話もありました。
中高一貫なのでほとんど中学と一緒なのですが、毎年新しく役員を募っているので、今年も検討してお返事くださいとのことでした。
中学のコロナ以前なら、この全体の保護者会の後にクラスに分かれ、クラス毎の保護者の親睦を兼ねた保護者会も行われていたのですが、今回は新型コロナ対策の為、それはありませんでした。
義務教育との違いを感じた事
校長や新担任からのお話で、中学までの義務教育とは違い高校なんだなあと感じることが何点かありました。
まずは留年のこと。
高校では、小中義務教育とは違い留年があるということ。
実際何らかの理由で学年を上がれず、同じ学年を2回経験している人が実際いるそうです。
恐らく、出席日数か成績の問題だと思われますが、この話は義務教育ではないということを強く感じました。
そして、子供達が勉強にしても何にしても有意義な学校生活を送るには、家庭での支えが欠かせないとのお話もいただきました。
みんなもう体も大きく大人顔負け。
なんでもできるようになっているけれど、やはりそれはそれを支える家庭があってこそ。
なので、まずは保護者へのお願いとして、子供達の学校生活が有意義なものになるよう早寝早起きを促してくださいとのお話がありました。
眠くては体も動かないし授業も頭に入らないので、とても重要だとのことでした。
そして、高校は義務教育ではないので給食もなくなります。
お弁当をお願いしますとのことでした。
購買部もありますが、たまに休みのこともあるそうで、子供達がお腹を空かせて辛い思いをしなくてすむよう大変ですが是非お願いしますとのことでした。
そして、子供達の心を保つには家庭の影響が大きいとのこと。
なので子供達が安心して学校に通えるよう、是非朝の登校時は笑顔で気持ちよく送り出してあげて下さいとのことでした。
こんな感じの都内娘の高校の入学式でした。
娘の晴れ姿、もちろん嬉しかったのですが、先生の子供達を思ってのお言葉に、高校生の娘を持つ親として、まだまだ支えしっかりしなければと気を引き締めるいいきっかけとなりました。
なかなか難しい朝の笑顔での送り出しと毎日のお弁当作り・・・
私も頑張ろうと思います(笑)
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