我が家の上の子は高1の娘。
あと2年すると18歳になります。
今年2022年4月から民法が改正され、今まで20歳で成年だったところを18歳で成年となり、成年年齢が引き下げられました。
ということは、我が家の娘はあと2年で成年、大人になります。
高3の誕生日で成年となり、高校生の内に大人になるのです。
アラフォーの私は、20歳で成年となったけれど・・・
恥ずかしながら当時の私はそんな自覚も行動変化もなく、ただ19歳の生活の延長という感じでした。
けれども大学生であった為、周りに既に大人となっている上級生の先輩方もいたので徐々に自由と責任を自覚し始めたように思います。
けれども、娘の場合は高校生で成人です。
自分の高校生時代は自覚どころか大人の「お」の字も考えようとしていませんでした。
娘を見ていても、親目線だからかもうすぐ大人と言われても危なっかしい気持ちになってしまいます。
けれども、待った無し!
大人に向けてどう教えたらいいのか・・・。
私も親から教えてもらった覚えはないし・・・。
と思っている時に出会ったのがこれ!
これから大人になる君たちへ
学校では教えてくれない未来を生き抜くヒント
池上彰/監修 KADOKAWA
分かりやすい解説でお馴染みのジャーナリストの池上彰さん監修の本なので間違いないと思い、図書館で予約し借りてみました。
教科書とは別に「世の中を渡っていくために最低限知っておくべきこと」をコンセプトに、分かりやすく書かれていました。
第1章 「お金」で世界を見てみよう
第2章 君たちが「働く」理由
第3章 「幸せ」に生きるためのヒント
第4章 明日を見極める「情報術」
第5章 「政治」に参加すれば未来が変わる?
第6章 気づかないうちに君も「犯罪者」に⁈
第7章 「ジェンダー」や「差別」について考えよう
第8章 「地球」とともに生きていくために
と8章に分け絵や図も豊富に取り入れつつ分かりやすく書かれています。
そして、大人という未来へ歩み出すための準備として、小さなアクションから始めることなども提案されていて、更に総ルビなので小学生でも読みやすくなっています。
とは言うものの、やはり内容的に難しいところも多いので、家の本棚に置いておいて小学校高学年でパラパラっと見て何となく内容を頭に入れ、中高生でもう一度キチンと読んで内容を理解していき「大人になる準備」をするというのが理想かなと感じました。
もちろん子を持つ既に大人となっている親も、子供と「大人」について話す為に読んでおくと話しやすいと感じました。
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