字を読むことが苦手だった私。
なので本を読むことも嫌いでした。
けれども、やはり何をするにも字を読むことって必要ですよね。
勉強にしろ仕事にしろ日常生活にしろ。
けれども、本は知識の幅を広げ、経験できない世界にも連れて行ってくれます。
なので子供達には字を読むことを楽しみながら覚えて欲しい、そして本から色々な知識や経験を得て欲しいと、子供達がまだまだ小さい頃から図書館に頻繁に連れて行くことを日課にしていました。
その甲斐あって、我が家の子供達(現在高1の娘と小5の息子)は本好きに成長し、私のように字を読むことに苦手意識を持たず、進んで本を読むようになりました。
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そんな子供達の影響もあって、私も本を少しずつ読むようになりました。
そして先日、シリーズもの第1作目が面白かったので次の作品も読もうと、意気揚々と図書館のHPへ。
そこの検索機能で検索したのですが・・・
ヒット無し。
あれ?昔からある超有名シリーズなのでないはずないと思うんだけどなあ。
と、検索用語を変えつつ探すも、やはり2作目は私の住む自治体の図書館にはありませんでした。
え~2作目でもう1人の主要人物が登場するらしいから、これは絶対読みたかったのに。
超有名作品なのに何でないの?
とモヤモヤしていました。
諦めきれず、古本屋でも探してみましたが無し。
流石に定価で買って家に置いておくほど読みたい訳じゃないけど・・・気になる。
そう思っている時、半年ほど前に息子が、これまたお気に入りのシリーズものの新刊が出たのでそろそろ図書館でも出るはずという時に、図書館の人に聞いてみた時のことを思い出しました。
その時、息子の読みたい新刊はまだ図書館では取り扱っていないとのことだったのですが、リクエストという制度があるので利用してみてはどうですか?と提案していただいたのです。
図書館の人曰く
その本は人気のシリーズで今までも取り扱っているし需要もある為、取り扱うことになるとは思いますが、その本に限らず読みたいけど自治体の図書館にないと言う時はリクエストという形で読みたい本を申請してくれたら、審議の上、取り扱うか否かを決定します。
そうして取り扱うことになった場合、リクエストはそのまま自動的に通常の予約という形で受付されます。
同じ本をリクエストしている人が多かった場合は、申請が早かった人から順に予約という形に変わります。
リクエストしたからと言って必ず取り扱うというわけではありませんが、一度リクエストを出されてみるのもいいと思いますよ。
とリクエストという制度を教えてくれたのです。
その後、息子はリクエスト申請し、数週間後に無事読みたいシリーズの新刊を一番乗りの新品で借りていました。
そうだ、リクエスト!
今回の私の読みたい本もこの手を使うしかない!!
図書館へ行き申請用紙に本の題名、作者名、出版社名、私の情報など必要事項を記入して受付へ。
その情報をもとに本当に自治体図書館にないかを探してもらった上で、以前は取り扱っていたけれど今は無いということがわかりました。
恐らく古かったからでしょう(笑)
けれども人気シリーズの為、他の新しい作品は色々と図書館にあるので遡って読みたいと言う人も絶対いるはず!
私の読みたい2作目もまた取り扱ってくれますように!
と願いつつ申請し受け付けてもらいました。
取り扱ってくれる場合であっても数週間ほど時間はかかるようですが、定価購入することを思えば!と思いながら気長に待とうと思います(笑)
それにしても、このリクエストという制度。
15年ほど子供と図書館通いをしてきましたが、今回と前回で初めて利用しました。
名前だけは聞いたことがありましたが、こんなに気軽に利用できるものとは思っていませんでした。
もちろん、公の施設の制度なので公益性がなければ取り扱ってはもらえないとは思いますが、その判断は個人ではできないので、ダメ元で申請してみるのもありだなあと思いました。
色々な自治体の図書館でも同じような制度があるようなので、気になる方は一度お住まいの図書館に問い合わせてみて利用してみてくださいね。
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