先日、男爵いもが安かったので大量に購入しました。
そして、その男爵いもでカレーを作ろうと入れたのですが・・・
見事に失敗しました。
そう、カレーのじゃがいもと言えばメークインが鉄板ですよね。
メークインは煮崩れしにくく、男爵は煮崩れしやすい。
料理をしている人なら身をもって体験した人も多いと思います。
私もその知識はあったのですが、男爵いもを大量に買っていたのでそれで間に合わせてしまいたくて結果失敗となってしました。
特に我が家は最近、すじ肉カレーに凝っていて、すじ肉を下茹でで長時間煮込んだら、その熱い煮汁のまますぐにカレー作りに移りたかったのです。
なのでじゃがいもも炒めることもなく、そのまますじ肉を煮込んだ熱い煮汁の中に入れて煮込み始めてしまったので・・・
男爵いもは見事に溶けてザラザラのカレーになってしまいました。
やっぱりダメでした。
子供達はホクホクのじゃがいもが好きなのに・・・煮崩れるかな?危険かな?と思いつつも面倒臭さから男爵をしかも熱々の煮汁に入れて煮込んでしまい、見事な結果となってしまいました。
そんな体験から数週間後のまだ前の男爵いもの在庫が残る中、またすじ肉カレーを作ることにしたのですが・・・
今回は同じ男爵いもが溶けることなく原型を留めてくれていました。
というのも、作り方はほぼ変えたくなかったので、少しの手間だけでじゃがいもが煮崩れない方法を検索して実行してみたんです。
それが見事に成功しました♪
出来上がり時に写真を取り忘れたので、この写真は晩御飯に食べた残りを早く冷まして冷蔵庫に入れようと、扇風機の前でお玉でかき混ぜまくった後の男爵いもです(笑)
それでも、これだけ原型を留めています。
角もしっかり分かりますよね。
ほぼ丸くなっていません。
事前にした工夫というのは・・・
熱湯の中に切った男爵を20分間漬けただけ。
その間、火もつけず完全放置です。
今回私はすじ肉とは別鍋でお湯を沸かし、事前に切って水でさらしておいた男爵をそのなかに入れただけ。
その後は、男爵をお湯ごとすじ肉&温かい煮汁の鍋の中に入れ、他の具材も一緒に入れて普通に20分ほど煮込み、カレーにしました。
男爵いもを熱湯の中に20分つけておく以外は、前に失敗した時と全く同じ作り方でした。
そのひと手間を加えるだけで、あの煮崩れしやすい男爵いもが煮崩れませんでした。
本当にビックリ、感動の領域でした(笑)
この方法で煮崩れしないのは、じゃがいもの表面のペクチンが結合するためだそうです。
本当にビックリですよね。
これからもこのほんのひと手間だけで煮崩れないのであれば、本当に心強いです。
じゃがいもが怖くないです(笑)
じゃがいもの煮崩れでお困りの方は、是非是非試してみて下さいね~♪
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