夏ですね。
子供達も夏休みに入りました。
夏休みと言えば、コロナ前であれば毎年のようにしていた帰省。
けれども我が家は、一番の感染流行地東京在住。
そして私の両親は関西在住。
新幹線or飛行機の距離で帰省も半日仕事です。
なので新型コロナが流行り始めてからは、この距離の家族での移動の道中もらってしまわないかも不安でしたし、何より高齢両親(持病もあり)に万が一移してしまってはいけないと、この2年半まったく帰省せず会っていませんでした。
定期的にテレビ電話で会い、話してはいましたが・・・
やっぱり実際に会うのとは全く違いますよね。
子供達もすごく会いたがっていました。
そんなコロナ禍でしたが、今月上旬頃まで長く感染状況が落ち着いていたので、今年の夏こそはと思いみんなの予定を見ました。
連休の取れるお盆は混雑が予想されるけどどうしようか、と思っていると、高校生になった上の子の予定が合わないことが判明!
本当に忙しい上の子。
なのでどうしようか迷っていました。
下の子と私が帰省して、上の子と夫は東京に残るという別行動案も出ました。
けれども、それでは上の子が会えないし。
かと言って上の子の連休はほぼ無し。
部活など休めるところを休んで日にちを作っても、今度は夫の休みと合わなかったり・・・。
likecatdogmonkey.hatenablog.com
これではいつになっても会えないかもしれないと思い考えを改めました。
会える時に、例え2日でもいいから会おう!
目的は実家でゆっくり会うことではなく、例え2日でも両親と子供達を会わせること。
なので、まだ感染状況の落ち着いている時であれば、お互いの中間地点ぐらいで宿を取って土日の1泊2日で会おうということになりました。
けれども実際は全員が仕事が休みの時かつ上の子も土日2日間なにも予定がない日がなかったので、強行突破となりました。
2日目の日曜日は何も予定がなかったのですが、1日目の土曜日は上の子は土曜授業、下の子は午前の用事が終わり次第それぞれ出発となりました。
下の子は家の近くで用事だったので、終わり次第昼に私と先に出発。
そして上の子は土曜授業が昼に終わって一度帰宅し、お昼を食べ昼過ぎに夫と第2陣で出発と何とも慌ただしいことになりました。
けれども、結果、強行突破して本当によかったです。
その後感染状況が急激に悪化してきたので、夏休みに予定していては会えなかったかもしれません。
そしてなにより、子供達と両親が久々の再会にとても喜んでくれたことが一番でした。
やっぱり当たり前ですが、実際に会うのとテレビ電話とでは全然違いますね。
子供達は両親に甘えながら色々話し、両親はその中で子供達の成長を感じ目を細めていました。
そんな両親を見て、私も子供の頃に遠方の祖父母に会いに行った時、とても喜んでくれたことを思い出しました。
そして別れ際、毎回涙していた祖母の姿も思い出しました。
年を取ると、次に会えるのはいつだろうか、遠方だしもしかしたらもう会えないこともあるかもしれないと思わずにはいられなかったのでしょう。
コロナの今だから、そんな祖母の当時の気持ちが私にも余計に分かりますし、今現在年老いてしまった私の両親も、少なからず祖母と同じ気持ちを持っているのかもしれないなあとも思いました。
新型コロナの影響をまだまだ受けてしまうこれからは、例え遠方であっても帰省の形も今までのような盆正月にゆっくり帰省ではなく、年老いた両親と子供達の会いたいという気持ちを尊重して、「会える時に会う」「都合の合う時に会う」「会える場所で会う」という考え方でもいいのではないかと思いました。
これからも、今回のように今までの形にこだわらず、何を優先すべきか考えつつ、臨機応変に行動できたらなあと思いました。
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