我が家には小5の息子がいます。
よく言えば元気男子。
・・・なんですが、やりたいことをやりたいようにやりたいタイプなので困っています。
やらなければいけないことってありますよね。
生活のことや学校のこと、勉強のこと、習い事のことなどなど。
子供と言えどもう小5にもなるので、やらなければいけないことが多岐に渡ります。
なので、やりたいことをやりたいようにやっていい時とダメな時があります。
本人もいろいろと分かってはいるのです。
分かっているはずなのです。
けれども、面倒だからかやりたくないからか、明らかに優先順位が高いはずのことも放置してやりたいことを最優先させてしまいます。
けれども、それでは生活が円滑に回りません。
小さい頃から色々言い聞かせてはいますが、右から左。
私が横から言ってやれば良い方です。
何度言っても自分でやるべき事を考えて行動することがなかなかできません。
それに加え、10歳ともなると良くも悪くも自立心が出てくるので・・・
更に言うことを聞きません。
そんな感じで息子のことで困っている時に良い本を見つけました!
「10歳のミッション~キミを一生ささえる31の行動」
齋藤孝先生の本です。
紹介したいと思います。
「友だち・家族」「生活」「まなび」「あそび」「心」の5ジャンルに分けて子供の興味を持ちやすいミッションという言葉で取り組むべき行動を優しく子ども目線で紹介してくれています。
例えば・・・
相手の話を全身で聞け!
優先順位を書いて確かめよ!
まちがえてもいいから自分の考えをのべよ!
本を読んで、人生の味方を増やせ!
などなど
なぜやったほうがいいのかはもちろん、具体的にどうするのかも子供にも分かりやすく書いてくれているため、実行しやすそうです。
そして各ミッションの最後に、要点を記したまとめも掲載されている為、子供でも要点が分かりやすいです。
大人やしっかり女子からすれば当たり前のことも多いかもしれませんが、あえてそれを文章にして分かりやすくまとめてくれたことで、息子のような性格の子供でも読みやすく理解しやすく、また確認しやすくなっています。
息子にしたら、もうずっと言われ続けているようなこと耳の痛いことかもしれませんが、それを身近な親ではなく第三者の目線で伝えてくれていることに効果があると思います。
しかも齋藤孝先生と言えば、東大卒で同大学院まで出ていて、現在明治大学文学部の教授をされていて教育学が専門とのこと。
テレビでもよく見かけとても好感の持てるお人柄。
そして、我が家の子供も昔から見ていて大好きなEテレの番組「にほんごであそぼ」の総合指導も長年されているとのこと。
こんなすごい先生ですが、本書の中でご自身の失敗談も書いてくれています。
小学校の時に学校へいくのにランドセルを忘れたとのこと。
しかも、なんと学校に着いて1時間目の授業の準備をするまで忘れたことにさえ気づかなかったとのこと。
そのことを私が話すと、息子は一気に著者である齋藤先生に親近感を持ったようで、この本を読んでくれました。
途中「学びのミッション」「生活のミッション」特に優先順位のことなど苦手分野でのミッションでは耳が痛くなったようで、読むのを中断したりもしていましたが、良い事ばかりが書かれていたので、頭の片隅に少しでも残ってくれ成長に繋げてくれたらいいなと思いました。
気になる方は是非読んでみて下さいね。
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