3才の頃からスギ花粉症の現在中3の娘。
毎年毎年ツラそうなので、症状を緩和できれば、そしてできれば根本から治すことができればと思い、中1の2019年の夏頃から舌下免疫療法をすることにしました。
今回は病院選びのこと、1~2度目の受診のことを書きたいと思います。
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病院選び
まずは病院選びです。
近場の慣れたところが良いと、娘が花粉症時期などに通っている耳鼻科にまず問い合わせてみたのですが、意外と舌下免疫療法をやっていませんでした。
花粉症=耳鼻科と思っていたのでビックリしてしまいました。
けれども、だからこそ耳鼻科の先生は、舌下免疫療法が手軽な錠剤になり娘の年齢でもできるようになっていたこと、保険適用でできるようになっていたことを教えてくれなかったんですね。
なんか納得してしまいました。
次にかかりつけの小児科と、そこが休みの時にお世話になっているもう一つの小児科に問い合わせてみると、どちらでもやっていました。
なので、どちらにするか迷いましたが、中学生で多忙な娘でも通いやすい、時間指定で予約ができる後者の小児科に決定しました。
1度目の受診
そして、いざ、舌下免疫療法開始です!
まず1度目の受診で血液検査の為の採血をしました。
以前の結果も持って行っていたのですが、流石に6年前の結果は古過ぎたので再度検査です。
今現在何に対するアレルギーがあるのかをしっかり検査してもらいました。
スギやヒノキ、ハウスダスト、ダニなど、日本にいたら考えられる色々なアレルギー源に対する反応を調べてもらうことにしました。
2度目の受診
血液検査の結果がでる1週間後に2度目の受診。
色々アレルギー反応が出ていました。
その中でも、やはりスギ花粉が群を抜いていました。
クラス6のMAXでした。
ハウスダストなども高い反応がありましたが、やはり取り敢えずはスギ花粉の舌下免疫療法から開始しようということになりました。
ヒノキ花粉も高めの数値だったので相談すると、スギ花粉と型が似ているから同じ薬で大丈夫とのこと。
そして、ダニの舌下免疫療法の併用も開始時期をずらせばできるので、その内考えようとの先生のお言葉でした。
まずは、スギ花粉の舌下免疫療法の薬、
シダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAU(1〜7日用)
の処方箋を先生に書いて頂き、それを持って近くの薬局へ。
薬局で薬を頂いたら、それを持って再び小児科へ戻りました。
そして、先生の指導の元、診察室でシダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAUを1錠服用します。
この薬が他と違うのは、水で飲み込むのではなく、舌の下に薬を入れ置き1分間放置。
1分間経ったら飲み込むというものでした。
娘曰く
舌の下に置いている1分間の内に溶けてなくなった。
甘くもなんともない。
薬の味は全くないから全然楽しくない
とのこと(笑)
薬はだいたいの物が甘いから結構好き、という娘には期待外れだったようです。
また、先生曰く
1分間置いたのちは飲み込んでとよく言われますが、飲み込むのがツライようだったらつばと一緒に吐き捨ててもいいよ。
1分間でもう舌の下から薬は吸収されてるから大丈夫。
とのこと。
これは意外でした。
そして
服用後、5分間はうがい・飲食は控えて下さい。
そして服用前後2時間は、運動や入浴、大人は飲酒も避けて下さい。
とのことでした。
これから、1週間このシダキュアスギ花粉舌下錠2,000JAU(1〜7日用)を毎日飲み、1週間後に副作用の経過観察と薬の追加の為、受診して下さい。
副作用として、花粉症時期に見られる症状のような喉&鼻&耳にかゆみが出ることもあるけれど、3ヶ月もしたら慣れてくると思います。
あまりに副作用がある時は抗アレルギー剤と一緒に一定期間服用します。
また、まれにアナフィラキシーの症状が出ることもあるので、ゼーゼーいい始めたり、呼吸しずらいような気管支に影響する重篤な場合は服用中止してすぐ再受診して下さい。
とのことでした。
そして、どうしても薬が飲めなかったり、学校などの宿泊行事などで服用が不安な時はどうしたらいいか相談すると、そういう時は飲まなくても大丈夫とのことでした。
2週間ぐらい空いても問題ないけれど、1ヶ月ぐらい開いてしまったら再度初めからやり直しとのこと。
そうやって例え細くても3年は続けると効果が期待できますよとのことでした。
継続が大事のようです。
人によって効果に個人差はあるようですが、この舌下免疫療法の治療をしなくても、結局花粉症の症状を抑えようと対処療法の薬は飲み続けなければいけません。
それも効くか分かりません。
しかも対処療法であれば確実に根本から治ることはなく、一生花粉症と付き合わなければなりません。
ならばシダキュアで舌下免疫療法をして、万が一完治とはならなくても、薬が多少効いて娘の花粉症の症状が少しでも軽減されたらと思い踏み切りました。
更に我が家が住む自治体では、中3の3月末まで子供の医療費がタダなので、娘の場合、医療費がタダの期間に大方進められそうなので、我が家の家計にとって、費用が少なくてすむのはかなり大きいかったです。
こんな感じで、2年半前から娘のシダキュアの舌下免疫療法を始めました。
3度目の受診以降はまた書きたいと思います。
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