我が子の通う小学校では、旗当番(旗振り当番・旗持ち当番)があります。
ほぼ全員の保護者がPTAに入っていて、そのPTA活動として行われています。
1児童につき年3~4回回ってきます。
旗当番の目的はもちろん児童の安全誘導。
時間は児童の登校時間に合わせた朝8時前後の30分間。
場所は通学路で交通量の多い交差点数か所で行われています。
PTAの強制、そしてこの旗当番自体にも賛否両論の声を耳にします。
確かに、ご家庭により色々な状況の違いや考え方の違いがありますので、分からなくもありません。
実際、我が家も上の子の旗当番時は下の子がまだまだ小さく、とても苦労しましたので、強制じゃなければいいなと思ったこともありました。
けれども夫の協力も得られたので、何とかやってこれました。
そんな状況の時もありましたが、私は毎回、
旗当番やってよかった、とても意味のある活動だ
と思います。
旗当番の目的は児童の安全誘導。
朝の皆がバタバタし交通量も多い時間帯なので、登校時は特に子供の安全が心配です。
なのでやってもらう側として、本当にありがたいです。
保護者が交代交代に助け合いながら、我が子のみならず他の児童の安全誘導もしてくれるのです。
本当に本当にありがたい活動です。
なので自分自身も、当番の日、例え年に3~4回でもその役に立てていると思うと嬉しい気持ちになります。
また、旗当番の役割は安全誘導だけではないとも感じます。
挨拶や声掛けで、礼儀や地域の人との交流を教える場でもあると思います。
こちらから挨拶すると大抵の児童が返してくれます。
それどころか、こちらからしなくても積極的に大きな声で挨拶してきてくれる児童もいます。
朝からとても嬉しい気持ちになりパワーをもらえます。
もちろん、全く返してくれない子もいますが、
「まだ半分寝てるのかな?恥ずかしがりやさんなのかな?あらお年頃かな?」
など考えながら見送るのも楽しいです。
こんなことを色々考えながら旗当番をして色々な児童に挨拶し、声掛けしていると、
「平和だな。この平和がずっと続くといいな。」
としみじみ思います。
この平和な時が続くよう、これからも旗持当番で少しでも児童の力になれるよう、協力していきたいと思います。
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