小学生の毎日の仕事といえば勉強と遊ぶこと。
我が家の小5息子は、もちろん後者がメイン(笑)
休み時間を謳歌する為に学校に通っています。
その為、最近高1の娘から、高校や中学は遊ぶような休み時間はないと聞き、かなりショックを受けていました(笑)
小学生はまだまだ勉強のウェイトが小さいですものね。
そんな小学生が、勉強に伴ってする毎日の仕事といえば鉛筆削り。
中学生になるとほぼ全員がシャーペンに移行すると思うので、小学生ならではの仕事ではないでしょうか。
小学生の内は、力の入れ具合など「書くこと自体の練習」も兼ねているので、我が子の小学校ではシャーペンの使用は禁止されています。
なので毎日家で削って学校に持ってくるように言われています。(息子はかなりサボっていますが(笑))
なので、我が家には鉛筆削り器があるのですが、ある日息子が
カッターで木を削ってみたい
と言い出しました。
何やら工作の一環で木を削って使いたいようでした。
ならばまずは練習からと、身近な鉛筆から削る練習をさせてみることにしました。
カッターは流石に手が痛くなるし強度も弱いので、ホームセンターで小さなナイフを購入してさせてみました。
包丁で料理は数回だけさせたことはありますが、まだまだ覚束ない程度。
なのでまだまだナイフも危ない状態なので、まずは親の見本です。
夫も私も、昔自分の父親から教えられていたので一応ナイフで削ることはできましたが、やっぱり久々なので最初はおそるおそるでした(笑)
それから息子の俄然やる気のチャレンジです。
早く削りたいから厚く削りたいようで、ナイフをガッツリ鉛筆にあてるので力が入り、見ているのも怖い状態でした。
鉛筆に添えている方の左手をナイフで切らないよう、刃より手前の自分側になるようにするんだよと伝えるも、常に見ていてもヒヤヒヤでした。
でも何回か削る内に、手の添え方や力の入れ具合、削る方向などの要領を少しずつ得たようで、だいぶ軽い感じで削れるようになっていました。
削るのは楽しいようで、それからは時間がある時は鉛筆削りではなくナイフで削って練習しています。
割りばしなんかも試しに削ってみていましたが意外に硬かったので、練習にはやはり鉛筆が最適のようでした。
包丁もナイフも危ないものではありますが、生きていく上で必要不可欠なもの。
けれども子供には危ないばかりが先行して、なかなかさせてあげられていませんでした。
その為子供が興味を示した今回、私達親が付き添いながら教え、その危なさと便利さを習得させることができたので、いい機会だったなあと思いました。
もちろん息子はまだまだ子供の為、使う時は必ず親のどちらかがいる時にしっかり許可を得てからという条件のもと使用する約束をしました。
その約束を守りながら、人として経験と技の幅を広げて行ってくれたらなあと思いました。
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