我が家の子供は、現在高1の娘と小5の息子の2人。
5歳差です。
2人共同じ公立の小学校に通っていた為、保護者としてこの10年ほど小学校を見て来ました。
その内、運動会の内容が色々変わっていったので、そのことを紹介したいと思います。
開催時期の変更
5年ほど前までは、運動会と言えば秋の開催でした。
秋と言っても9月下旬~10月頭頃のまだまだ残暑の厳しい時期。
なので熱中症対策必須でした。
普通に参加するだけでも、保護者として会場にいるだけでも暑さで辛い状況。
応援団などしている児童は、更に忙しくなるので子供の体調が更に心配でした。
けれども、コロナの数年前頃から秋開催から春の5月下旬~6月頭頃の開催に変更になりました。
この時期も暑い時もありますが、秋開催に比べると暑さの面ではだいぶ軽減されました。
組体操の廃止
5年ほど前までは、6年生と言えば組体操と決まっていました。
けれども児童の大きなケガなどの問題が相次ぎ、全国的にも問題提起されていました。
それを受けて我が子の小学校でも6年生の組体操は廃止となり、それに代わる表現(ダンスなど)に変わりました。
お昼のお弁当
5年ほど前までは、運動会のお昼ご飯と言えば参観に来た保護者も一緒に運動場でレジャーシートを敷いて家族単位でお弁当を食べる形式でした。
けれども5年ほど前から、運動会に保護者が来られない家庭もあることや、熱中症予防の観点から、児童は全員家族とは別で、いつも通りクーラーの効いたクラスの教室で、家から持ってきたお弁当をクラスメイトと食べて午後の運動会に臨むという形式に変わりました。
プログラム構成の変更
コロナ前までは、6学年入り混じってのプログラムでした。
1年生の徒競走が終われば3年生のダンスなど、全ての学年の演目が1日の内に散りばめられ、全学年が1日がかりの運動会になっていました。
けれどもコロナ後は、密を避ける為、学習発表会のように学年で時間が区切られました。
1年生の演目が全て立て続けに行われ、1年生は終了。
そして次は2年生の演目が全て立て続けに行われ、2年生は終了。
というように。
そして行っている学年以外の学年は、クラスの教室でモニター越しに視聴という方式に変わりました。
我が子の小学校は、時代や状況に合わせ運動会もこのように色々な形式で変更して行われるようになりました。
昔ながらの運動会を自分の代でも子供の代でも体験したり見たりしてきた私達は、ちょっと物足りないような気もすることがあるのですが、色々な状況や目的に応じての変更なのでありがたいとも思います。
特にお弁当作り。
今までは前日にある程度仕込んでも、当日朝4時5時起きで家族分や場合によっては祖父母分のお弁当まで早朝からてんやわんやで作って、片付け&自分の準備までして開会式に間に合うよう行っていたので、作る側としてはだいぶ労力と時間が軽減されました。
けれども、それも子供の為の1年に1度の貴重な体験でした。
子供達も喜んでくれていたので、やはり無くなり少し寂しい気もします。
けれども時代の流れと共に、これからも子供達にとって良いように変わって行ってくれるといいなあと思います。
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