子供のご飯を毎日作り食べさせていると、ある時フッと面白いことに気付くことがあります。
子供の味覚の変化です。
小さな頃から、ある程度食の好みってありますよね。
我が家の子供ももちろんありました。
特に上の子(現在高1女子)の味覚の変化が面白いんです。
まずは離乳食期にとってもお世話になっていたバナナ。
「バッバ」と言って毎食後催促していた程のバナナ好きでした。
けれども、少し大きくなった幼稚園頃からバナナを食べたがらなくなり、挙句の果てには嫌いになり、今では絶対食べたがらない程になりました。
離乳食期に一生分のバナナを食べたからではないかと、今では話しているほどです。
バナナと平行して、離乳食期からお世話になっているチーズ。
こちらも大好物で、毎食後「チッチ」と言って催促していたものです。
けれどもこちらは・・・バナナと違って今でも好きな食べ物です。
大好物とまではいきませんが、あると食べる感じです。
そしてこちらも離乳食完了期ぐらいからお世話になっている梅干し。
こちらは1歳頃のある時、急に目覚めました。
上の子のご飯を食べさせながら、私はカリカリ梅をまぶしたおにぎりでササっと済ませようと食べようとすると・・・上の子にバッと奪われ凄い勢いで食べられてしまったんです。
あまりもの勢いで当時の私は呆然でした(笑)
それを契機に上の子の梅干し愛が誕生し、それ以来大の梅干し好きになりました。
これは食べ物の中で一番好きなのではないかというぐらい今でもずっと大好物で、我が家の常備必須品となっています。
はたまた嫌いから好きになったものも。
バターが昔は嫌いで、料理はもちろん、お菓子でバターが効いたものもダメだったので、ずっと我が家では封印していました。
けれども先日、久しぶりにバター醤油をすると・・・
美味しさに感動していました(笑)
そしてねぎ。
万能ねぎや小ネギ、九条ネギなど刻んで生で食べるネギです。
子供の頃は辛いから嫌だと全く食べませんでしたが・・・
ここ数年、ネギのおいしさに気付き何にでもかけたがるようになりました。
アクセントになるので、かけるのとかけないのとでは大違いらしいです。
こんな感じで、上の子は小さな頃から色々味覚の変化がありました。
好きだったものが嫌いになったり、ず~っと変わらず大好きだったり、はたまた嫌いだったものが大好きになったり。
本当に見ていて面白いです。
そう言えば私も小学生の頃、給食で出るサウザンドレッシングが嫌いだったのですが、高学年のある時、久々に給食で出てゲンナリしていたのですが・・・その日食べてみると何故かとても美味しく感じビックリしたのをとても鮮明に覚えています。
また給食で初めてライチを食べた時、あまりにも口に合わなくて衝撃を受け、それ以来避けていたのですが・・・だいぶ大きくなってから久々に食べてみるとすごく美味しく感じてビックリしたのも忘れられません。
こんな感じで、子供の時の味覚って変わるんだなあと私の実体験でも上の子の体験でも感じました。
けれども、下の子は・・・
昔からだいたいなんでも食べる子で、味覚の変化は今のところほとんど感じられません(笑)
そんなことも含め、子供の味覚って面白いなあと思いました。
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