先日、上の子(高1娘)の小学校時代のママ友と、とても久しぶりにばったり会い話をしました。
そのママ友のお子さんは男の子で、とても優しくしっかりした男の子で、娘も小学校では何度か同じクラスになり、とても優しく信頼できる子だという話をよく聞いていました。
けれども、中学校は違う学校になってしまった為、子供同士はもう会う機会がありませんでした。
私の方は、たまにそのママ友と近所でばったり会うことがあったので、その度に何度か立ち話をして近況報告などをし合っていました。
そんな間柄だったのですが、最近は会う機会がめっきりなく、先日は久々の再会でした。
お互い高校生になったね、と話していると・・・
そのママ友が「実は・・・」
とお子さんが中学の途中から不登校になっていたことを話してくれました。
病院にも通っていたけれど登校できるようにならず、ずっと中学には行っていなかったこと。
そして、高校は全日制ではなく通信制の高校に通っていて、今はだいぶ慣れて通えるようになり、本人も前向きに外出できるようになってきたことを教えてくれました。
正直、私はそれを聞いてビックリしてしまいました。
とてもしっかりした優しい男の子。
原因は何だったんだろうと思いました。
けれども、病院にもかかったけれど、先生も本人もご両親も結局原因は分からなかったそうでした。
ただ、コロナが流行り始めて学校が一斉に臨時休校となり、その後分散登校などになった頃から症状が出始めたそうなのです。
恐らく色々な要因が少しずつ積み重なり、コロナが最終的なきっかけとなって気持ちや体がついていけなくなってしまったのかなあ
とママ友は言っていました。
そういえば、娘の中学でも1クラス(40人ほど)に2人ほどずつ、同じように不登校になってしまって登校して来ていない子がいる、と娘から聞いていました。
ママ友のお子さんの学校でも、やはり同じぐらいの割合で同じように不登校になっている子がいるとの話。
ママ友の話を聞いて、不登校がとても身近なことに感じました。
そして、多感でまだまだ成長過程のこの年頃、どんな子であっても、その子なりの悩みはあるもの。
その積み重ねやタイミングで、更に何かがきっかけで気持ちが体がついていけなくなり不登校になることがあるのかもしれない、と人ごとではないのかもしれないと感じました。
娘の中学は中高一貫校の為、普通ならば受験などしなくても高校に上がれたのですが、不登校になっていた娘の中学の友達も、ママ友のお子さん同様、通信制の学校に通うことにして、同じ高校には上がらず受験したそうです。
その子のその後は分かりませんが、ママ友のお子さんは、通信制の高校にマイペースに行けることで、だいぶ日常の生活を取り戻せるようになったと喜んで話してくれました。
我が家の子供二人は、今のところ毎日学校に行ってくれています。
けれども、二人ともまだまだ心身共に成長過程の子供です。
なので、感じること、戸惑うこと、悩むこと色々あると思います。
そしてそれに加え、どうしようもない新型コロナの世の中という現実。
いつ立ち止まってもおかしくない状況なんだと、ママ友の話を聞いて思いました。
親としてそのことを心に留めつつ、もし子供の不調を感じた時は力になれるよう心づもりをしておきたいなあと思いました。
そして、今現在不登校で悩んでいる人のことに関しても、理解できるよう努力していきたいなあと感じました。
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