ここ数か月、歯が沁みたり噛むと痛みを感じたりすることがありました。
波があるものの症状が続いた為、歯医者嫌いで歯科検診をサボっていた私も、覚悟を決めてかかりつけ歯医者を受診しまいた。
すると、私の感じていた自覚症状の場所とは微妙に違う右下奥歯が、神経まで怪しいぐらいの虫歯になっているとのこと。
しかもそれを治療するには、その更に奥の横向きに生えている親知らずが邪魔をして治療できないと言われてしまいました。
なのでその親知らずを抜いてしまう必要があるとのこと。
更にその親知らずは口腔外科の領域で、かかりつけの歯医者では対応できないので近くの総合病院を紹介するのでそこで抜いて来てください、と言われました。
ショックを受けつつも、すぐにその総合病院の予約を入れたのですが、なかなか空きの枠がなく、最短で2週間後の1回目の予約となりました。
そしてその1回目の診察は、総合病院の口腔外科の先生にかかりつけ歯科からの紹介状を渡し、症状を確認してもらい、それから抜歯日を決めました。
また次の空の枠がなかなかなかったので、更に3週間後の日でやっと抜歯手術の流れとなりました。
総合病院はなかなか予約が取れないので時間がかかりましたが、やっと抜歯してきましたのでその時のことを紹介したいと思います。
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私の親知らずの状況
かなりドキドキしながら臨みました。
上の親知らずは、以前抜いたことがあったのですが、それはまっすぐに生えていたので通常の歯科で簡単に抜いてもらえました。
けれども今回は、下の大きな親知らずで、しかも真横を向いて生えていて頭が少しだけ見えている状態なんです。
普通に考えると抜歯不可能。
けれども口腔外科では、歯茎を切開してから骨を削り、歯を切ったり砕いて分割したりしながら抜歯できるそうなんです。
想像するだけで怖くなりましたが、覚悟を決めて臨みました。
手術室の状況
まず抜歯手術は、手術とは言え通常の歯科診察椅子で行われました。
1度目の診察で、症状を見ていただいたのと同じ場所ということで少しホッとしましたが、先生を始め歯科助手の方も、テレビで見たことのある手術現場の手術キャップと手術服を着ていてたので、私的にはそれを見るだけでかなりドキドキが増しました。
手術の状況
まずは患者の頼みの綱、麻酔です。
まず、表面麻酔をした後に歯茎に何カ所も局所麻酔していきました。
そして5分程経って麻酔が効いたら手術開始です。
と言っても私は怖くて終始目をつむっていた為、具体的に何をしていたのか分からなかったのですが、音や振動、押されている感覚はあったので想像がつく場面も。
ウィンウィン、ゴリゴリ削っていたり、歯を押してメリメリパキッっと折れる音、振動に工事現場のようでした。
けれども、麻酔が効いて全く痛くなかったので、目をつむって現状を想像しながら、でも意外と他人事のように先生にお任せできました。
手術の所要時間
麻酔が効いてから歯を抜いたり縫合し終えるまで30分ほどで終わりました。
その後は止血の為ガーゼ噛んで何分か待ち、その後先生に様子をみてもらい、もう一度新しいガーゼに噛み替えた状態で帰宅しても30分は噛んでいるように言われ、最後の説明と次回1週間~10日後の経過観察の予約をするとすぐに終わりました。
前後説明諸々全部をいれても50分程で終わり1時間かかりませんでした。
気になるお会計は・・・
保険が効いて3割負担で病院で4,080円。
薬局で760円でした。
処方されたお薬
処方されたお薬は3種類でした。
アモキシシリンカプセル250mg「トーワ」
ペニシリン系の抗生物質で感染症を治療するお薬
1日3回1個ずつ 毎食後3日分
ロキソプロフェンNa錠60mg「トーワ」
痛みや炎症をやわらげるお薬
熱を下げる作用もあり
1日3回1錠ずつ 毎食後5日分
この薬は胃が荒れやすいので注意、空腹は避けてとのこと
カロナール錠200
熱を下げたり痛みをやわらげるお薬
疼痛時 1回2錠ずつ5回分
終わっての感想
局所麻酔がしっかり効いていたので、想像とは違い全然痛くなく大丈夫でした。
あんなに怖かったのが噓のようでした♪
後は、麻酔が切れたらどうなるかが心配なだけです。
個人差はあれど、手術後2~3日が一番の腫れのピークらしく、見た目でも分かるぐらい腫れるかもしれないとのことでした。
抜歯した歯を見せていただきましたが、頭部分を何分割にもして砕き、根本は縦に(私の親知らずは横を向いていたので横に)2分割して抜いた感じでした。
そしてこの抜いた歯を持ち帰るかどうか聞いてくださったので、子供にも見せたいからと迷わずお願いしました。
気付いた注意点
そして、抜歯手術にあたり注意点として思ったのが、リップクリームをしっかり塗って臨むのが良いということ。
特に口角を念入りに。
私は家から厳重に塗って行ったのですが、それでもマスクなどで少し取れたのか、途中危ない時があったので、直前に塗ることをオススメします。
できれば口角部分と唇を裏返した時の粘膜との境目ぐらいまでを意識して念入りに(笑)
こんな感じで、無事横向きに生えた下の親知らずの抜歯を終えることができました。
経過症状については後日書きたいと思います。
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