我が家にはこの4月から高校生になる娘がいます。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)が定期接種になっていることは知っていましたが、積極的な勧奨が差し控えられていることもあり、保留にしていました。
けれども娘と話し合い、この春休みに受けることを決めましたので、その理由を紹介したいと思います。
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対象年齢
まず一つは、娘がもうすぐ高校生になるということで、公費で無料で受けられる対象年齢である小学校6年生~高校1年生相当の期限が迫ってきたこと。
積極勧奨再開の為、特例で対象期間が延びることも考えられましたが、まだよく分からない状態。
どうしようか迷っていましたが、重い腰をあげるきっかけになりました。
HPVワクチンの話が身近なものであったこと
また、娘の同級生の部活友達だけで、もう何人か(部活の同級生の内1/3)ワクチンを受けたという人がいたこと。
更に保健の授業で子宮頸がんワクチンの話になった時に、先生も受けることをオススメされていたそう。
なので、娘にとってもワクチンが身近なものだったので私との話題にもなりやすかったことも理由の一つです。
意外と身近な病気だと感じたこと
そしてやはり、子宮頸がんが意外と身近な病気であると感じたことも理由の1つとなりました。
厚生労働省のリーフレットにも記載がありましたが、1クラス約35人の女子クラスと換算して、
一生のうち子宮頸がんになる人は2クラスに1人くらい。
子宮頸がんで亡くなる人は10クラスに1人くらいとのこと。
意外と身近なものであると感じたことも理由の1つです。
厚生労働省の積極的勧奨の再開の発表
そしてそれに加えて、厚生労働省からの積極的勧奨の再開の発表も大きな理由の一つとなりました。
「安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められた」ということで、この令和4年の4月から他の定期接種同様、個別の勧奨を行うことにしたとの厚生労働省からの発表があったことも大きいです。
余裕のある時に受けたい
また積極勧奨の再開のことに関して、いつ接種券が届くのか期間は従来通りなのかなど、ネットで調べてみただけではよく分からなかったので、自治体の保健所で相談してもみたのですが、積極勧奨はまだ国の決定段階で、今自治体まで降りてきて動き始めている最中のようで、保健所の方も色々まだ完全には把握できていない段階のようでした。
対象期間も現在対象の人まで伸びるのかどうなのかも未定とのこと。
なので娘は期間が伸びなければ、あと1年以内に受け終わらなければいけないことになるので、最悪バタバタと受けなければいけないこともあるかもしれないと考え、ここは高校の新生活を前に時間と気持ちに余裕のある春休みに1回目を受けようということに決めました。
副反応のこと
そして、肝心のワクチンの副反応の問題。
これもネットで調べたり、保健所やかかりつけ医に相談したりしました。
そこでもやはり、保健師さんもかかりつけ医も口を揃えて接種をオススメするとのこと。
ワクチンで防げるものはものは防ぐことがオススメとのこと。
副反応も可能性はあるが、それは他の予防接種と一緒であること。
そして、このワクチンのほとんどの副反応が大きなものではなく、重篤な副反応は非常に稀で、過去の事例もワクチンとの因果関係を証明されているわけではないとのこと。
その為、副反応のリスクよりも接種をすることでのメリットの方がとても大きいとのご意見でした。
2種類あるワクチンの内どちらを受けるか
また受けると決めても、公費で受けることのできるワクチンは2種類あるので、どちらを受けるか問題。
サーバリックス(2価)とガーダシル(4価)。
どちらか1種類しか受けることができません。
このことも相談してみましたが、保健師さんもかかりつけ医もどちらでもいいとのことでした。
どちらの方が長く効くなどまだ分かっていないし、個人差もあるので一概には言えないので、どちらでもいいと思いますとのこと。
なのですが、強いて言うならば確実に4つの型に効果のあるガーダシルの方にしてみるのもいいのではないかと提案されました。
そして実際、かかりつけ小児科2つの内、2つ共がガーダシルの接種のみしか行っていなかったので、ガーダシルに決めました。
このように色々と分からない中、ネット情報や保健師さん、かかりつけ医との相談で、娘と一緒にガーダシルの子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)を春休み中に打つことに決めました。
打った時の詳細等は、また書きたいと思います。
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~|厚生労働省
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