我が家は都内在住です。
我が子の通っている公立小学校では、3学期が始まったこの1月から、学校の新型コロナに対する保護者への対応が、いつの間にか知らない間に変わってしまっていました。
というのも今年度2学期までのコロナの約2年間は、児童に陽性者が出れば出る度におたよりや連絡メールが配られ、該当児童個人や学年クラスが特定されない配慮をしつつも、他の保護者にも情報が共有されていました。
そしてその度に
「感染対策は徹底されている為、校内に濃厚接触者は無し、休校も無し」
と続けられていました。
その対応にも疑問を抱くところもありましたが、この1月からは更に疑問を抱く対応となっています。
児童に陽性者が出ても、学校からの報告が全然来ないのです。
最初は、学校から報告がないということは、今まで通り子供の学校では陽性者が出ていないのだと思っていました。
けれども、1月半ばぐらいから
「家族が濃厚接触者になった(もしくはなりそう)場合の児童の登校について多くの相談を受けていますが、児童が元気であっても登校をお控えください」
というおたよりと連絡メールが来ました。
そしてその翌々週ぐらいに
「3学期に入ってから児童の陽性者が数人確認されましたが、先週ぐらいから増えてきています。全て学校での濃厚接触者なし学級閉鎖も無しです。学級閉鎖は何人以上という基準はなく総合的に判断します。」
との今までとは全く違う、まとめての事務的な事後報告&連絡がありました。
知らなかった保護者は驚愕だったと思います。
私は途中からおかしいなあと思い、自治体のHP(自治体の施設での陽性者事例が学校名や施設名と共に公表されている)を見始めたので、子供の学校でも一定数陽性者が出ていたことを知ることができたのですが、知らない人もいました。
子供の学校では、1月からの約1か月の累計だけで二桁は優にいっている計算になります。
同じ自治体の他の学校でも結構出ていて、毎日か数日おきに1度のHP発表なのですが、1度の発表だけで自治体の全小学校だけでも何百人もの陽性者の数の時もありました。
そこに紛れて子供の小学校も何人か。
そんな日が続く状況です。
そんな状態にも関わらず、子供の小学校からは陽性者が出たことすら1月から連絡がタイムリーに来なくなっていました。
そこから推測するに、もう追いつかない状況、感染が一般化していっているのが現実かもしれません。
けれども中学受験の時期でもあったので、学校のこの対応に困っている保護者もいました。
まさか我が子の学校でこんなに出ていたなんてと。
どの学年クラスで出ているかは分からないけれど、学校でこれだけ出ていると知っていれば、学校に行きたがる子供と相談して早くから休ませていたのにと言っている方もいました。
2学期までは都度連絡があったから、学校からの陽性者連絡が増えてきたら登校を考え直そうと思っていたのでしょう。
けれどもいつの間にかこんな学校の対応となっていたので、陽性者が実際出ていても全然情報がタイムリーに伝わってこなかったので、その方の意見も分かります。
今までの報告の方針を変えるという連絡もなく、いきなりの知らぬ間の方針転換だったのです。
ただでさえ色々な事が心配で神経のとがった受験間際。
そういう情報はできるだけ欲しいのが親心。
それによって各々の対応をしっかり考えられるのです。
学校も感染拡大でてんてこ舞いなのはわかるのですが・・・
せめて、今までのように随時陽性者の報告はこれからはしない旨、自治体のホームページで学校の状況を確認できる旨のおたよりや連絡メールを発信して欲しかったなあと思いました。
まだまだ増え続ける新型コロナの影響。
引き続き個人でできる努力をし続けようと思います。
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