犬猿の仲❓5歳差姉弟の子育て日記

性格の正反対な高1娘(犬❓)と小5息子(猿❓)を飼育中(笑)子供のことや学校、料理のことなど誰かの参考になったら嬉しいなぁと思うことを書いて行きたいと思います♪

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秋の夜長に読書♪名作ミステリー「十角館の殺人」面白さを半減させてしまった私の失敗談。これって私だけ?

秋になると、何故か本を読みたくなる私。

あっと驚くようなミステリーを読みたいと検索してみると、

綾辻行人さんの「十角館の殺人」

に行当たりました。

 

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1987年のデビュー作だそうですが、30年以上経った今でも評価が高い作品のようで、色々な人がおすすめしていて、とても有名な作品なんだそうです。

 

私の好きな辻村深月さんも子供の頃に読んで衝撃を受け、作家名の辻村の「辻」は綾辻さんの「辻」からもらったのだとか。

「小学6年生のあの日、『十角館の殺人』を読んでいなければ私は今、間違いなくここにいない」とまでおっしゃったそうです。

かなりの影響を受けたようですね。

 

そして辻村さんと「まなの本棚」で対談した、読書大好きの女優芦田愛菜ちゃんも大絶賛しているとか。

 

そしてネットでも

「ラストがすごい」

「あの一行が」

「最後の一行が」

などと、短文ながらも興味をそそる魅力的な感想ばかり。

というのも、大どんでん返しの叙述トリックが仕掛けられているとか。

これは絶対私好み!
読むっきゃない♪

と、かなりの期待を膨らませ読んでみました。

 

 

内容割愛します(笑)

 

 

ここから私の失敗談です。

 

読んでみて・・・

すごい作品でした。
もちろん私も騙されました。
「あの一行」分かりました。
衝撃を受けました。

 

・・・が、ネットで事前調査をし過ぎたせいか、読み終わった後、面白さが半減してしまいました。

 

と言っても先にネタバレを読んでしまっていた訳ではありません。

本を選ぶ上での事前調査?で勘違いしてしまっていたのです。

 

というのも、

「ラストがすごい」

「あの一行が」

「最後の一行が」

との読んだ方のレビューを見て

「物語の最後の一行が衝撃の一行で終わる」と思い込んでいたのです。

 

たまにあるじゃないですか、最後の最後の一行で少し考えさせられる、とか含みを持たせる感じの終わり方。

Aが犯人と思わせといて、最後の最後に予想外のBがニヤリと笑い意味深な感じで終わる、とかBが何か重要な一言を言って、「ってことは、まさか⁈そういうこと⁈」的な含みを持たせる、想像力を掻き立てるような終わり方で終わる物語。

それだと思い込んでいたのです。

 

だから、みんなが世にいう「あの一行」、途中でもちろんビックリ衝撃を受けましたが、物語最後のラスト一行にそれを超える「衝撃の一行」が待っているんだろうなあと思って、最後の最後まで気を抜かずに読んでいたんです。

 

・・・が、私の勘違いも空しく、「最後の一行」は「終盤の一行」の間違いだったんです。

詳しく具体的に言えば

プロローグ、第1章~第12章、エピローグからなる物語の「第10章の最後の一行」なんですよね。

 

私は「最後の一行」と思い込み過ぎていて、物語の最後の一行=エピローグの最後の一行に「衝撃の一行」が更にあると思っていたんです。

 

・・・でも、もちろんそんな一行ありませんでした。

私の勘違いでした。
思い込みでした。

もちろん、皆さんが言う「あの一行」でかなりの衝撃を私も受けました。

すごく良い作品でした。

けれども私の変な勘違い&思い込みのせいで面白さを半減させてしまう結果となってしまいました。

それを知った時、とても悲しかったのですが・・・

こんな思いをしたのは私だけでしょうか?

 

 


 

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