突然ですが、実は私、絶対音感持っているんです。
けれども、それに全く気付かずウン十年過ごしてきました(笑)
そして、そのことを知ったのがほんの5年ほど前のことなんです。
おかしな話ですよね。
私も初めて知った時は本当に驚きました。
けれども、実はこんな人結構いると思うんです。
今回は、そんな不思議な能力「絶対音感」について取り上げたいと思います。
目次
絶対音感とは
そもそも、絶対音感とは・・・
「特定の音を耳にした際に、他の音と比較することなくどの音かを正確に当てられる能力」
子供のころにトレーニングしないと養えない能力のようです。
これとよく比較されるものとして相対音感という能力があります。
相対音感とは
「基準になる特定の音と、そのほかの音を比較して音のキーを判断する能力」
大人になってからでも訓練次第で養える能力。
絶対音感ってものすごい能力⁈
上記をみると、絶対音感はかなり特殊な能力なように思いますよね。
それなのに、実際その能力を持っている私は全く気づきませんでした。
・・・というのも、絶対音感は「聴こえてくる音が全てドレミで聞こえる能力」だと皆さん思っていませんか?
ドアのノックの音だったり、風の音だったり、雨の音だったり・・・ありとあらゆるものの音がドレミに聞こえる能力と思っていませんか?
昔、堂本光一と中谷美紀のドラマでそんなのがあった気がします。
そんな超特殊能力のイメージが強いですよね。
けれども実際は、絶対音感=全ての音がドレミに聞こえるではないんです。
絶対音感の持ち主だと知ったきっかけ
私が絶対音感の持ち主だと知ったきっかけは、上の子(中3女子)のピアノ教室でのことでした。
上の子は小1から小6までピアノを習っていたのですが、中学年ぐらいのある時そこで先生から「絶対音感がある」と言われて帰ってきたのです。
そのことを上の子から聞いた私は寝耳に水でした。
毎日毎日一緒に過ごしてきて、そんなこと感じたことすらなかったのです。
・・・というのも、やはり当時の私も、絶対音感=全ての音がドレミに聞こえる能力だと思っていたから。
よくよく上の子に先生から言われたことを聞いてみると、
「先生が一つの音をポーンと鳴らして、鍵盤を見ずにその音が何の音か言い当てられたら絶対音感があるってことなんだって。」
とのこと。
私はキョトンとしてしまいました。
何言ってるの?
そんな簡単なことが絶対音感なわけないじゃない。
そんなこと私でもできるよ。
逆にできない人がいるの?
と、半信半疑でネットで調べると、絶対音感にも色々種類、幅があって、上の子が先生に言われたことも該当するようなのです。
上の子も私も白鍵だけですが、その音が言い当てられるのです。
・・・ということは上の子と同じことができる私も絶対音感の持ち主と言うこと。
ビックリでした。
ちなみに、夫にも聞いてみましたが、全く分からないとのこと。
やっぱり上の子と私は、気付かなかっただけで絶対音感を持っていたようです。
絶対音感を身に着けた時期&方法
上の子も私も、いつの間にか知らない間に身についていた絶対音感。
いつ身についたのか遡って考えてみたのですが、共通していたのは子供の頃にピアノを習っていたということ。
上の子は小1から小6まで、私は小1から中2ぐらいまで習っていたのでその時に身についたのだと思います。
ちなみに下の子(小4男子)が小2から今までピアノを習っているのですが、試してみると何となく絶対音感がある感じです。
なので小学校低学年ぐらいまでが身につく時なのかもしれませんね。
3人共ピアノを習っていましたが「熱心に」とはほど遠く、マイペースに習っている感じで、もちろん絶対音感のトレーニングもしていませんでした。
本当に普通にピアノを習っているだけでした。
こんな感じで、私達は知らず知らずの内に「絶対音感」というものを身に着けていました。
なので、私達と同じように、音楽や楽器を小さい時に習っていた経験のある人は、実は絶対音感の持ち主かもしれませんよ~♪
|