コロナワクチンの高齢者接種がやっと始まりましたね。
私の親も高齢者に該当する年齢。
もしも感染したら・・・考えるだけで心配です。
なので、ワクチンを接種したいという親本人の希望があるのであれば、是非とも早めに接種させてあげたいと思うのが、親心ならぬ子心。
自分にとって大事な親ですから、少しでも長生きして欲しいですからね。
けれども、ワクチン接種の予約を取るだけで一苦労という報道を目にします。
そもそも、ワクチンの入ってくる数自体が少なく限られていますからね。
私の親の住む自治体では、接種予約もまだ受付ていない段階。
接種券だけが1カ月ほど前に個々に郵送されてきたとのこと。
けれども接種券を受け取って、予約ができるのだと勘違いした人や、よく分からないという人が多く、役所に電話が殺到。
全く繋がらない状態になったそうです。
そんな人達が役所に行ってしまい長蛇の列となったようです。
こんな状態になったので自治体は急遽広報車を出して、
「予約はまだですので、電話や役所に直接問い合わせに行くのは控えて下さい。」
と言って回っていたそうです。
ニュースでもそのような報道を見たことがあるので、似たようなところが多いのではないでしょうか。
そして、私の親にも聞いてみたところ
「広報誌(月1回発行)でお知らせが載るみたいだから、それで詳細を確認する」とのこと。
・・・いやいや、このIT情報時代に広報誌って全然タイムリーな情報じゃないでしょ?
そんなのんきなことではワクチン接種の順番がいつになるか分からないよ?
と私は危機感を持ち、親の為に行動を起こすことにしました。
毎日自治体のホームページのチェックです。
これぐらいの事、私達の世代なら難なくできるのですが、親世代には難しいのだと再認識。
最近やっと予約開始日が発表されたので親に教えると、
「じゃあ、その日に電話して予約取るわ」とのこと。
・・・いやいや、電話回線なんてなかなか繋がらなくなるの目に見えてるよ?
役所に予約に行くなんてもっての外。
ネット予約じゃないと!と危機感を伝えました。
幸い、私の父母の携帯はスマホですが・・・検索が何とかできるレベル(笑)
ラインもやっているのですが、あとはメッセージを入力するだけの段階まで私が設定し、やり方を何度も教えてどうにかこうにか最低限使えている感じなので・・・
ネット予約・・・不安です。
それでも父に、
このマニュアルのサイトを読んで、そのマニュアルに書いてある通りにこのサイトにログインしてメールアドレスや必要事項をまず予約前に登録しておくんだよ、と電話とラインで順を追って細かく説明。
遠方に住んでいるけれど、最悪私が接種券番号などの必要事項を全部教えてもらってから代わりに登録、予約をしようと思っていたのですが、父が自分でやってみると珍しく言うので任してみました。
・・・が案の定、登録したと思うんだけど、本当にできたのかどうか分からない、と連絡が入りました。
登録できたら、登録したメールアドレス宛にメールがくるとマニュアルに書かれてあったけれどメールが来ないとのこと。
おかしいね、一日待ってみる、それでも来ない、もう一回登録やってみた、けどやっぱりメール来ない、と何度も連絡がありました。
何かおかしいなとよくよく聞いてみると、自分のメールアドレスを違うものと勘違いして登録していたようです。
携帯関係のパスワードや色々な事を、分からないけどとりあえずと色々書き止めたノートに書かれていたパスワードか何かをメールアドレスと勘違いして登録していたようです。
これには私もビックリ。
そうか、父はデジタル系に関してこのレベルなんだなと再確認。
確かにもうメールアドレスなんて使う機会はほとんどないし、ラインを始める前にまだ使っていた時期でも父自身のメールアドレスなんて知らせてなかったかもと反省。
父のメールアドレスを教え何とか登録できました。
デジタルに疎い父。
この世代の方には同じような人が多いのではないでしょうか。
ほとんどがアナログの生活。
その生活を尊重したいと思うのですが、今回は体調、命にまで関わってくるかもしれないワクチン接種の予約です。
デジタルの力で何とか助けてあげたい。
父や母の為に。
そう思い、私は今回は、自分でネット予約してみると言った父のサポート役に徹してみました。
事前登録だけでこのドタバタ。
いざ予約が始まったら無事に予約できるか、まだまだ不安ではあるのですが、大事な父や母の為、できるサポートは全力でしていきたいと改めて思いました。